Myuma Gaming Blog

Myumaがゲームの事を語ったりとかTwitterで語れない事を長文で超語ったりとかするBlog

ゲーマーよ、こいつが"銃"だ!!

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ゲームキャストさんのDiscordサーバー企画「ゲームの紹介文、感想文を書くコンテスト」と言うのを開催されると知り、締切数日前だと言うのに帰宅後に風呂上がりの身体を部屋のファンヒーターで顔まで赤くしながらキーボードをポチポチやっているワケですが。

 

今回は「自分が9月からハマってしまって未だに1周目のメイヘム4と言う高難易度モードで未だにレジェンダリーを掘り続けているゲーム」である

Borderlands3

borderlands.com

を絡めて色々と紹介したり駄文ったりしようかなと思う。

ちなみに、題名はアベンジャーズ日本版キャッチコピーを

「わざわざボーダーランズ2に同名武器が出るからってフレーバーテキストまでもそっちでパロディしてくれたネタ」をリスペクトして題名としてネタにした次第でございます。

 

今回、「ハックアンドスラッシュ」からの発展型であるFPSタイプのハックアンドスラッシュジャンル「ルーター・シューター」のご先祖様かつ偉大なる創始タイトルの3作目

同ジャンルとしてはUBIのディビジョンシリーズ、ActivisionのDestinyシリーズなどなどもありますが、とりあえずは先んじてボダラン3側で。

 

ボーダーランズ3、シリーズ的には「世紀末じみた惑星で、モヒカンよりヤバいサイコ野郎とクソッタレ企業達とを相手にドンパチやりまくって世界をほんのちょっとだけ平和にする」と言うFPS+ハックアンドスラッシュタイプのゲーム

 

前作、前々作とビジュアルのコンセプト部分であるトゥーンっぽい印象は変わらないものの、ゲームエンジン等の技術ベースの革新が入った為、「ビジュアルコンセプトは変わらずとも、高解像度化などの精細化と同時に表現変更等も入り、見た目も効果もド派手」と言うインパクトの強化と、細かいサウンド周りも手が入る等

視覚、聴覚効果がかなり豪華になりました

お気に入りのSEはTEDIOR社と言うメーカーの銃は弾数が少なくなるほどビットクラッシュエフェクトがかかり、最後の数発は8Bitノイズ風に、と言うコダワリ

 

しかして、このゲームの魅力はジャンルである「ルーター・シューター」、ハックアンドスラッシュ、なのですなわち最上位アイテムである「レジェンダリーアイテム」であり、今回は前作と割と違い、ワールドドロップが割と多く配置されており、「ほぼほぼボス、ユニーク固有が多く配置されている為に、敵や宝箱等からのドロップがあればラッキー」程度だった前作の全体的ドロップ率が

今作はDiablo3の「オークションシステムの廃止と同時に盛り込まれた、Loot2.0以降調整」がかかったかのごとくドロップが派手な事もあります、それが幸いと言いますか、一時期のオフラインモードでは「接敵1分以下、10秒以内で倒せるユニークエネミーを超高速でブン回す、しかもドロップが美味しい」なんて言う「ゲームの本質的には正しいけれども・・・」的なファーミングが発生していたりしました、現在では経験値周り含めて、かなり絞られてはいますが。

キャラクターも、1作目では「消える能力を持つが、連射力の高い武器を使用する事により敵の動きを遅くして優位に立つ」、「タレットを設置して攻守バランス良く対応」、「シールド?ぶち抜いちまえば関係無ぇし相棒もいるぜ?」「筋肉はすべてを解決する」と言う1作目、2作目では「二丁拳銃はもとより、ロケットランチャーでもスナイパーライフルでもなんでも二丁で持てるナイスガイ」、「敵をロック、洗脳!!なんでもござれ」「ステルス能力なので前作の消える能力とは違って攻撃は当たる、しかし接近戦や多数の属性攻撃を持つクナイや弾丸貫通能力等、ビルドによっては驚異的な攻撃力を誇るニンジャ!! ハイクを詠め」「タレットがバージョンアップ!!どこにでもくっつけられるぜ!何なら2つ出せるし、核にもなる」、追加キャラの2人は「相棒のロボットと常に一緒!!特定属性超絶強化!!弾を撃ちまくれば撃ちまくる程強くなる!!ただし照準通りには当たらないから勘弁ね!」

一番最後に追加されたキャラは「燃えろ、全部燃えちまえ!!自己燃焼や仲間撃ち上等!!昨日の敵は今日のダチ公!自爆もなんでもありの規格外!!」と、キャラが増える毎に破天荒なスキルを搭載する等に至り、キャラによっては強さがバラつく、と言う事が目立ちました

 

今回のボーダーランズ3では、現状4キャラで追加予定は現在ないものの、

前作以上に練り込まれた設計になっています。

 

今までロボットは敵方などでは出ていたものの、プレイヤーが乗り込み、一定時間無敵でありつつ、

その破壊力と爆発力、スキルツリーで継続戦闘力の強化ができる「モズ」

(なんと吹替声優は電脳少女シロちゃん)

自分のデジタルの分身を展開、バリアも持ってる、ドローンもあるぞ!!

この3つのうち、2つのアビリティを同時に展開し、戦場をとにかく荒らし回る能力の高い「ゼイン」

エネルギーの腕を生成し、敵をぶん殴るだけではなく、敵を握り掌握、果ては複数の腕を使い叩き潰す、エネルギーを生成し吹っ飛ばす、床を叩きつける等も含め

とにかく近接攻撃に特化しつつも、スキルビルド次第では暴力的な攻撃力を誇る「アマーラ」

3匹のペットを従え、さらには召喚スキル、ステルススキル、ペット強化スキルを持ち、

多様なスキルの伸ばし方によっては他キャラ以上の特化戦闘力を誇る「FL4K」

 

と、今回は「前作で強弱が極端なキャラクターが多かった」等もあり、現状4キャラに絞られております。

 

さて、ここまでは前置き、このゲームのレジェンダリドロップ、本当に

「簡易トイレを開いたらレジェンダリーがコンニチハ!!」してくるのである、確率ではありますがマジで。

流石にこの光景だけは一度見てほしい、トイレを開いた瞬間にお宝サウンドとまばゆいオレンジの柱、しかし、その場所は見事にトイレである、なんたるシュール。

 

そして、このゲームは度々言いますが、「ルーター・シューター」、無論、武器は銃である、その銃も様々なメーカーがあり、見た目は割とNERFの銃っぽい形をしているモノが多かったりはするが、メーカーにより銃の撃ち味や性能が全く違う、と言うのも面白い

ほぼほぼセミオートの銃しか無い昔ながらの外見をしている銃のメーカー Jakobs

現代銃器に近い高速バースト射撃や、射撃種の切替を持つメーカー、DAHL

とにかく連射力命!!高速射撃なら任せとけ!!アタッチメントでさらに性能強化!! VLADOF 

映画「ウォンテッド」よろしく、ターゲットをロックオンした後に、標的に向かって曲がる弾を撃てる銃のメーカー、ATRAS

「打てば打つほど照準に向かって真っ直ぐに飛ぶ」、「構えるとシールドが展開される」と言う銃のメーカー、Hyperion

やや長めのチャージが必要だが、破格の属性攻撃力と特殊な射撃、複数種類の属性を持つ銃が魅力なMALIWAN

打った弾が着弾すると爆発する、粘着式爆弾にもなると言う爆発は正義!!と言うメーカー、TORGUE、

果ては「弾薬ボックスから弾薬を直結して弾を発射する、メカニックはエンジンをくっつけている為、オーバーヒートもする、冷却は水鉄砲」と言うトンデモなサイコ産の武器、メーカー名ではなく敵組織名であるChildren of Vault

まで多数存在しています。

 

で、その中でトンデモな性能である銃を作るメーカーがTEDIOR

なんと「リロードすると武器を投げる、その武器はグレネードになり、投げた後に武器が再生成される。」と言うアホ武器メーカーである、その中でも物凄いヒドい武器があり

「ベイビー・メーカー」と言う武器である、なんと

 

 投 げ る と 増 え る 。

 

増えた後の挙動は脚が生えて敵を追い回す、もしくは空中でロックオンして敵を追い回すと言う挙動、あんまりにもおかしい、しかし強い、そしてこれ、キャラクターと武器や一部装備の組み合わせで

 

無 限 に 投 げ ら れ る 。

 

と言う実質最強武器に変貌してしまった驚愕っぷり、思い切りの良さがものすごくおかしい、おかしすぎる

 

しかして、他のキャラも、だいたい装備の組み合わせでダメージがぶっ壊れたり、

「そもそも銃を撃たずにグレネードを投げているだけでいいんじゃないか?」

「殴ればいいんじゃない?」等、色々な強さの答えとスキル、装備ビルドがある、と言うのが

ハックアンドスラッシュタイプの魅力であります。

さらに、今回は素のレジェンダリー等の性能だけではなく、「聖別者」と呼ばれる

キャラクターの依存有無や、スキル使用前後限定での特殊効果が発動し、

「スキルの組み合わせによっては回復能力がさらに向上したり、スキルによる追加ダメージがさらに跳ね上がったり、弾持ちが異常によくなったり」等もあり、さらに掘りの厳選を加速させるような要素が盛り込まれました・・・

良 個 体 出 る ま で 寝 れ ね え !!!

 

ストーリー面は割とボリューミーな部分も多かったり、一部メタ的演出をやる等もありましたが、割愛したい部分が結構多かったのでとりあえず一言、一言で言えば「ファミリー・ゲーム」、映画「デッドプール2」のファミリー概念に近しい所はあると思います。

でもまぁデップーみたいなクソッタレは一切おらん、と言うのはそれはそれで魅力的、だいたいクソッタレなのは前作のイケメン声のハンサム・ジャックだった訳だが、サブストーリーでは本当に前作やプリシークエルの裏話につながる切ないサブクエストもある。

今作のシナリオでは、重要キャラクターの死や、

敵キャラやその出生由来等も含めて割と賛否両論はあるものの、

個人的には主人公達チームの「疑似家族」的な関係性、個人的には好きでした、

サブクエストをやっていろいろな家族の形もあるよなぁ、と言える感想。

 

舞台のロケーションバリエーションもかなり多く、洞窟や宇宙船などの室内戦から

開けた闘技場、低重力空間等もあり、戦闘のバリエーションもかなり多いのも魅力。

ボス紹介のワンカットも素晴らしく、

「銃撃戦になるのにナイフを持ってきちゃった男!!」から

「登場時にTシャツ、トランクス、マレットヘアーでヴァンダム開脚をするイケメン」(DLC中ボス)

氷の微笑が似合う美魔女、なんと声は榊原良子!!」等

必ずどこかのボスの登場シーンのワンカットがツボに入るかなと。

 

とにもかくにも、「ボーダーランズ」シリーズをそのまま垂直と横方向への合法建築で建て増しをした最新作、なんと半年でセール半額に到達したりしましたので、是非購入して遊んで欲しいです。

 

ボーダーランズシリーズと対としての

「ニューヨークやワシントンDCを舞台としていながら、そこをただただプラプラするだけでも割と楽しい」と言うリアル目な戦闘を軸としたDivisionシリーズ(ただし一部DLCは勘弁な! 等も、UBIだから初期投資価格がなんか高い!!なのにセール超高速!!)

太陽系の未来を舞台としつつ、オーラスに敵旗艦への殴り込み等をやったり等のある、もともとフルプライスゲームだったタイトルがいつの間にか基本無料になったDestiny2、アイエ!?スペース・ニンジャナンデ!?と言う

「武器のドロップ等は無いが、事実上のハクスラ部が凄く強い」

忍者なら無料であるWarframe、オーバーホールで作り直しが明言されたAnthem等、いろいろなゲームもボーダーランズ1作目以降から、ジャンル的なバリエーションが増加、変化していくハックアンドスラッシュ系のルーターシュータータイプのゲーム、

「バランス方針で割と燃えることはある」ことは多いが、今後とも末永く続いて欲しいジャンルであるのでめっちゃ期待しています、マジで。

 

映画「JOKER」みてきました。(うっすらネタバレあり) (本当に身も蓋もないおはなし)

一言

劇場版「ひとをぶっちゃいけないんだよ」

 

以上!!!!!!!!!!!!!

 

 

序盤のクソガキの暴行シーンが無ければアーサーは「しがない店頭ピエロのまま」だったし、それがあったとしても「証券マンのシーンが無ければ売れないスタンダップコメディアンだったよね」程度でしかなかった、と言う

 

アーカムを起因とするすべてのボタンの掛け違いの連続が原因で、一人を起因とする暴動と、それのきっかけになった犯人が英雄化してしまった、なってしまった物語」だよねと

 

辛いだの鬱だのじゃなくて、「規範が無い人間が原因で街がすべてを失う」と言う信賞必罰程度でしかありませんでしたね、そして現実には「そんなもんはない」「あるわけがない」

さらに現実では「津山事件」、「付属池田小事件」、「登戸通り魔事件」等々の事件も発生している時点で「結局は誰も隣人になり得ない」と言うおはなしでしたねと。

さらに日本にはクールジャパンと言うモノがありまして、

攻殻機動隊 スタンドアローンコンプレックス」の「笑い男事件」がまさにそれだったよねと、自分が変わるか孤独に暮らすか以前の問題でもあり、「個の群体である」、「伝染性のミーム」であり、当人は「何にもなる気にもなかった」

黒子のバスケ事件も「自分は名無しの存在である」供述等含めての狂気性

やまゆり園事件の「心失者はキングダムハーツのハートレスからの頂き」(まぁコレはむしろバットマン信奉者の事件の方が近い、と言う印象だがね、やまゆり園事件は、「安倍晋三に褒められたい」のお話かつ当人が最大限の侮蔑のはずなのに何も言えないと言う腑抜け具合の時点でダサい)

等で、規範やらそれ以前の問題どころか

 

よ う ち え ん で も や っ て る よ ?

 

程度でしたね。

 

 

考える考えさせられる以前の「しょうがっこうのどうとく、ようちえんのあつまりでもやったよ?これ?」程度のおはなしでしたね、あまりにも凡庸だからこそ「日本人に余計に響くって言っているのかな?」と言う、日本人、もうダサい。

 

ドラゴンクエスト ユアストーリーの致命的構造欠陥と天気の子の「エロゲー文脈」

やぁやぁ皆様方、調子どうだい? 調子どうだい? 調子どうだい? キマってるかい?

(HELLO, HELLO, HELLO, HOW LOW?かい入りが)

 

それはそうとして、ドラゴンクエスト ユアストーリー

dq-movie.com

を見てきました、なんで君スクエニとかボロッカスにボッコスコやってんのに

この映画見に行くのかって?

見ろとささやくのよ、ゴーストが

って言うネタはともかくとして、「メタネタを扱ってるなら悪い例として一度見ておくべき」と言う事で見ましたよええ。

 

感想としては基本的に「ラストの10分までは増補や補完等を含めて、最初は80点くらい取れてたのに終盤に近づくにつれて加点減点を繰り返して60点、最終的にはマイナス10兆超えの減点になるクソ」と言う最後の10分で最低最悪の映画になっちゃいました、山崎貴の脚本が、結果的に今までの白組の全功績に泥を塗った映画になりました。

あらーやっちゃいましたねたかしさーん

 

なぜコレを言うかって?

shirogumi.comABOUT>HISTORY欄参照の事。

特に重要なのは「トミカヒーロー レスキューフォース」、「魔弾戦記リュウケンドー」等の

テレビ東京ヒーロー特撮」の否定までもやらかしているメタ台詞を劇中でやらかした時点で、「山崎貴は関わらないでくれ」と言われても仕方のない部分の発生があまりにもヒドい。

しかも「テレ東ヒーロー特撮でテレ朝SHT枠などと違い、夕方枠なので休止が一切無い」のに

「きちんと全週キッタリ納品して高クオリティ」の功績を自分で溝に笑いながら投げ捨ててるんですよこの山崎貴さん・・・呆れるわ。

 

「大人になれ」の言葉を全部間違った使い方をして、自己功績、映画視聴者やゲームのプレイヤーまでもを否定する、

そう言うことが「大人になれ」なのか? と言う所になってしまうし、

よりにもよって国民的RPGである「ドラゴンクエスト」でコレをやる事が

あまりにも「無自覚の悪意の塊」である山崎貴らしいしぐさだなー、としか・・・

 

個人的にはこの映画の改善ポイントは「ミルドラースとの対決をきちんと行い、撃破する」上でここから「舞台装置を完全に破壊しない程度のメタをやる」(ミルドラースがHP全快で復活するあたり相当、何度倒しても同じ状況で復活)、その上で「プレイヤーの一人ひとりの想いや思い出の肯定」

に繋げて、他のプレイヤーがDQ5だけではなく、他のDQシリーズのキャラとしてミルドラースに立ち向かい討伐、他キャラクターが別れを告げ、DQ5に道筋を戻してDQ5のEDが終了(ここで第1スタッフロール終了)と同時にVRヘッドセットを脱ぎ、「何だったんだろう、最後って・・・」

 

その後にフローラ似の女性にプレイヤーが婚約指輪のプレゼントをして、結婚を申し込んで第2スタッフロール、その最中にゲームに対してのクラッカー集団の逮捕のニュースがスマートフォンに・・・

くらい、メタ要素をどうやって不快にしないで盛り込もうか? と言う思案すらもなかったのかと、あんまりにも浅すぎるし「プレイヤーをナメまくってないか?」

になっちゃうんすよね、本当に、あまりにも山崎貴がどこで不誠実になったのか、

「二次創作的な改変等をやらかして過去の功績までクソまみれにする」行為を許容できたのか?がすごく疑問に思う映画になりましたね、そら白組トップでDQユアスト掲載しないワケだわ・・・

 

 

で、天気の子をチェイサーとかクソ映画、ダメ映画のリカバリーやアテとして

(いやその表現も失礼だけどこうやって連続して見る方が他映画を楽しめるんよ)

見に行きましたよええ。

tenkinoko.comこっちの理由は

Twitterのカエルさんことアールグレイさんの評論

cr.hatenablog.com

がかなり面白かったので、「んじゃまDQがアカンゲーム映画としてならばこっちは架空エロゲの映画として見ようか」

 

と言うワケで見てきたんですよ。

 

 

ええ、見えました、見えましたよ選択肢、ゲームの時間が止まって、2択とか3択が目の前に出てくるんですね。(急に稲川淳二会談構文)

 

あそこで「この選択をしていたら通常は夏美さんルートだよね」

「陽菜ルート、実は突入条件って本当はわかりやすかったのに何故か条件がメッチャクチャ厳しかったのでは?」

「真ルート見れないバグ」

「ここでセェッ!!をしてたりしていたらTrueじゃなかったよね」

「抵抗する、抵抗しないの選択肢見えたわ」

が物凄い多く出てくる映画でしたねホント、今回のTrueと言うか真EDルートが

島編やら何やら含めて4ヒロイン全員を攻略、ラブホテルで・・・等、

他ルートで全選択肢見た上で、あそこであの選択をするの選択肢を3つやる、そして最終的にゲームが完成する、みたいなエロゲでしたね・・・ちゅー感想でした。

でもまぁ個人的には

幻のminoriサウンドライブで、本来味噌汁'sとして出る予定が

急に全員髭眼鏡を置いてRADWIMPSとしてアコースティックで弾き語りを始めるみたいなのが見えましたね(おいなんでそっちなんだ)

 

でもまぁそれはともかくとして、天気の子の「前作の君の名はもそうだったけど、悲恋を捨て、セカイ系で全力で殴りつける」と言う映画の芯の強さを見せつけてくれました、本当に、本当によかった・・・

DQでも言われていた「大人になれ」を少年にぶつける、としても「少年の想いと恋と青春ってのは、そんな言葉ではファインダーにゃおさめられねぇし、枠から飛び出していくもんだ」と言うのもあります(そして唐突に流れ出すStoriewriterと電気グルーヴ - 虹 瀧さん執行猶予3年中の活躍をお祈りし、また電気の2人での活動及び俳優の活動を応援しております。)

(急にエウレカセブンを放り込んでくるなきみ)

(尾崎さんの息子さんとかアネモネのアレでも良かったけど時代を合わせるとやっぱエウレカだよね)

(最近こう言うカギカッコネタ多くねえかTweetでもさ)

それくらいエモさもあったし、ボーイ・ミーツ・ガールって言うのは普遍でもあり、王道でもあり、そして殴り抜ける力を持っているし、きちんと爽快感もあると。

 

あ、凪くんかわいかったです、イケメン男子だけどゼッタイショタ系でめっちゃくちゃ本出てそうだよね凪くんウスイホン、七松さんあたりゼッタイ出しそう。

 

それにくらべて山崎貴さん、あんさんの出したドラクエはカスや・・・(最後のシメが美味しんぼかよ)

 

「ゲンロン8 ゲームの時代」に思う事と、ゲーム史のオルタナティブ・ファクト

ゲンロン8 ゲームの時代 を拝読。

80年代あたりの言説はギリギリ大丈夫ではあったのだが

90年代、00年代、10年代と読み進めて行くうちに

あれれれれ? と思う歴史の誤認識やシーン言及へのスキップなどが目立ち

結論としての落着点ありきで言説が進み過ぎていたり

黒瀬氏のFPS、TPSのジャンル誤解等がかなり強くあったと思う特集でした。

 

が、故に、個人的に書き留めたいと思う箇所を何箇所かピックアップしようかなと。

 

日本でのDOOMが流行らなかった理由

まず、ゲンロン8誌では「国内ではDOOMが流行らなかった」と言う話ではあるが、

この時の日本国内でのPCゲームシーンを見ると「PC98シリーズ」が中心だった事、

基本的に「ゲームと言うモノはMIDIやボードの拡張マシマシで動かす」構成が中心だったと言う事、

さらには「コンパックショック」などを長期的に見ていくと、国内PCが性能面よりもかなり割高で、

なおかつホビーユースではなく、ビジネスユースが中心だった、と言う事が挙げられる。

(ハイエンドが30~40万円!! さらにナシナシ構成だとゲームがかなりチープに)

 

また、PC98の発売ゲーム一覧を見てみると、やはり当時強いのがADVやSLGであり

PC98の場合、一般ゲームよりも、俗に言うエロゲー美少女ゲームが強いシーンだったと言うこともあった事や、角川「コンプティーク」誌の扱うゲームがまるっきり変わってしまうレベルでの美少女ゲーム専門誌化など、シーンが美少女ゲームほぼ一色、

アスキー「LOGiN」、アクセラ等(※)の「Play Online」誌などの一般ゲーム誌がマイナー、カルト扱いと言う現象だった、と言う事を触れておかないのはフェアじゃあないよね? と言う所だったとも思う。

※Play Online誌はスクウェアで名称が使用されると言う理由でスクウェア関連からの刊行、誌名変更されてと言う紆余曲折な経緯の雑誌であったと言うことにも触れておきたい。

 

PC98版DOOMYoutubeで検索するとわかるのだが、オリジナルに比べるとやはり・・・と言う所は大きい、そもそものゲームシーン自体が全く別の物、と考えれば自ずとわかりやすいかな、とは個人的には思う。

 

また、PC98と言うマシンのスペック都合、当時はアーケードライクな激しいACTゲームがかなり苦手、と言うところで、こう言う所は家庭用ゲーム、X68に分があると言わざるをえない部分が目立つように思う。

 

さらには、このタイミングだと「プリンス・オブ・ペルシャ」にも言及があっても良かったかな? ともちょっとだけ思った、PC移植からの家庭用版もかなり頑張っていたタイトルで、これも家庭用版だと月刊PCエンジンなどが評価していたりも。

 

美少女ゲームエロゲーへの中途半端な扱い

DOOMの項で触れたように、90年代以降のPCゲームは

美少女ゲームエロゲーがシーンの中心であり、

一般PCゲームがカルトゲーム扱いされている事がかなり多かったように思う

(例えばザ・コンビニが出るまでのWinゲームの低迷期や、テックウィン誌、ログイン誌での海外ゲームプッシュ等々があっても、と言う所とか)

 

当方も90年代は基本的に家庭用で育った人間ではあるが、本屋の片隅に美少女ゲーム雑誌や、PCショップの棚にエロゲーが置いてあるのが当たり前、と言う世代だった、

当時はそこまでに影響力が高いと言う事と、家庭用ゲームへの移植、

家庭用ゲーム、特にときめきメモリアルへの影響、

及び「家庭用マシンでのエロゲー移植での衝撃」と言うのも度々発生していた。

(To HEARTYU-NOあたりか)

 

90年代~00年だ前半あたりまでのエロゲー言説がかなり薄く、

シーン的にここらへんのスルーをしていた事も噛み合ってない所が強かった。

 

2chの言説が「ゲハ」だけではなく、エロゲメーカー単独でLeaf、Keyの影響力と言う事で

葉鍵板が作られた事も触れるべきじゃなかったのかなぁ、とも言いたくもあるよね

とあの特集を読んでいた人はいなかったのかなーとか歯噛みしたいっちゃしたい。

 

90年代後期の「ゲーム機戦争」(これも仕組まれたモンだとは思ってはいるんだけど)

「PCゲーム自体のシーンの扱い」、「DOS/V機出現による自作PCショップ」とか

ただ単に家庭用ゲームだけで完結していた、と言うワケではないのも注目してほしかった。

 

他にも、美少女ゲームを語る上でストーリーが外せない、と言う所だと

やはり美少女ゲーム出身のシナリオライターの他分野での活躍、と言うのが

物凄くわかりやすくあるように思う。

魔法少女まどか☆マギカ」、「仮面ライダー鎧武」等の虚淵玄が代表格とも言えるだろう

特に90年代後期末期~00年代のライターが、最前線で活躍していることはちょっとうれしく思う。

 

カイロソフト等の投稿作品、アングラシーンフリーゲーム諸々

00年代以降、「ゲームが売れなくなりましたよね?」と言う話などがあったものの

ここでの言及のモヤモヤがかなり強かったので、当時の記憶やら何やら色々なモノを記憶から掘り起こして書き進めてみたい。

 

先にも触れたように、TECH Win誌では、読者投稿コーナー「デジタルアイアンマン」があり。

このコーナーで投稿するたびに毎回50万円を獲得していた学生がいたのをご存知であろうか? その少年が現在

カイロソフト

を運営している人そのものである。

「The 古本屋」、「ゲーム発展途上国」、「まんが 奥の細道」等、

「遊びだしたら止まらない」と言うゲームをリリースしている。

そして00年代以降だと、「BM98」等が盛り上がった時代であり、

家庭用ゲーム以外のゲームの存在感が急上昇した時代でもあったと思う。

 

また、「GBAゲームキューブの時代って売れてませんでしたよね?」あたりもだが

JRPGと言う蔑称が使われだしたタイミングと言うよりも、この頃だと

RPGと言うジャンル、タイトルのガッカリ化の増加」や、「発売初日買取が大量」により、メーカーとしての信頼が急落したり、と言う現象もあったように思う、アンリミテッド・サガや他ジャンルだと一年戦争あたりは有名かと、また、RPG自体の早解き、

フライング購入での配信での速攻クリア等、深みが持てなかったゲームが多かったのもあるんじゃないのかな、とは個人的には言及したかった。

 

さらに深く突っ込んで言うなれば「売れたタイトルほど中古戻りでの反動が強い」、

「カルトタイトルが長く語り継がれる」と言う土壌も強くなったんじゃないかなぁとも。

今ではフルプライスでのリリースになっている地球防衛軍シリーズも、もともとは

Theシンプルシリーズでの発売だったり、

今年2018年に海外でリマスターが発表されたメタルウルフカオスも、初代XBOXでのリリースであり、なおかつ国内限定と言うカルトっぷりである。

また、根強いファンが多いF-ZEROも、最終作がゲームキューブ版/アーケード版の

F-ZERO GX/AX」であり、これもまたカルトタイトルではあるよね、とも思う

 

そして、GBAと言うと個人的にショッキングだったのが

「発売当日から高精度なエミュレーターが存在していた」と言う事でもあったと思う

初日からエミュレーターが流出、開発されていてそのままで動いてしまうのはまさしくショックそのものであったと思う

ここから尾を引いてのDSマジコンの一般店舗販売

(一般店舗での販売が無ければ、過剰には広まらなかったと思う)

ゲーム脳などの過剰ゲームバッシング等々、複合的要因でのゲームでの売上減、

そこからのアプローチとしての「一般大衆向けツール」への拡大などなのかなぁと

 

他にも、パチスロブームと言うよりかは、本格的な4号機ブームによる

北斗の拳」のスロットシミュレーターが100万本販売等、あの頃は、

単に売上の減少と言うよりも、複合的な見識があると面白いモノが見れるんじゃないかな、とはちょっとゲンロン8側の言及不足や言及スキップなどで思った所でもあります。

 

ゲームのパチンコ化じゃないでしょ・・・

個人的にかなり引っかかったのが「ゲームのパチンコ化」

パチンコとゲームの関係性と言えばアイレムが有名

(海物語シリーズの液晶制御は初代からここが担当)

だったり、iOS、へべれけ等で有名なサン電子もパチンコ、パチスロ関連で有名

最近だと藤商事が自社でのソーシャルゲーム運営などは行っているが

 

ゲーム自体のパチンコ、パチスロ化の言説と言うのが色々と間違っているように感じる、

携帯電話ゲームが「これだけに数百円はなぁ・・・」と言う意識が強かった事が幸いしての

ゲーム自体の無料化や、ハンゲーム等の無料ゲーム、Free To Playゲームが主流になり

韓国などで発生したこの潮流に巻き込まれるかのようにゲームの無料化が進み

日本だけが当時流行していた「探検ドリランド」、「ドラゴンコレクション」等の

携帯電話ソーシャルゲームに採用されていたガチャを採用した、と言う流れであり、

国内以外でのゲームの流行が「ハートやスタミナ消費タイプのマッチパズル」

「スタミナやリソース消費タイプ」が中心だったり、アバター着せ替え、

コミュニケーション部分に比重を置く、ゲーム性を毀損しない程度の要素など

ゲンロン8序盤で語られた「楽しまれるゲームの同一化」と言うのが

時には合流、時には乖離と言うのが正しく、その潮流が大まかに5年~10年と言う大雑把なスパンで発生している、また、シーン的に土壌が違ってしまうと言う結果も発生している事で同一ゲームが楽しまれない、と言うケースも出てきていたりとかも、と言う言説が、やはりあずまん、黒瀬さん、さやわかさんに物凄く欠けていたのかなぁ、と言う所でもあるような。

 

雑まとめ

アレを読む限りでは「ゲームのメインストリームだけがゲームです!!」と言う言説にしかなっていないけれども、ゲーム史と言うのは「それぞれのシーンがが複雑に絡み合う複雑なモノ」であり、

「売上だけが重要視されるモノではない」

「多数の人の記憶や口伝、記録も重要である」

「真実が一つ、とは限らない」

あたりがあの雑誌特集の結論であり、

それが守られていないからこそ、ここまで炎上してしまったのかな、と言う感想でした。

 

・・・個人的には、シュタゲ、HOTLINE MIAMI、SPEC OPS THE LINEあたりも言及すべきだったんじゃないかなぁとも思った、この3作のミッシングリンクも重要だと思う。

自分が引いた引金なら自分で責任を持つ

と言う事の重要さとか。

長文:BALDR HEART レビュー

-十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない。 アーサー・C・クラーク-

 

エロゲーこと美少女ゲーム、90年代初期の規制を原因としての閉塞感がありつつも、

独自のゲーム性を追い求めたメーカーやクリエイター、

「家庭用ゲームに負けないタイトルを作る」と言う事で

PCゲームから家庭用向けへの移植、クリエイターに影響を与えて

ときめきメモリアル」を生み出した「同級生」、

チュンソフトが生み出した「サウンドノベル」を雛形としての美少女ゲームとしての「ヴィジュアルノベル」アプローチから生み出された傑作「この世の果てで恋を唄う少女 YU-NO」など

家庭用ゲームへ影響が波及するゲームも多々生み出されていたり、

また、05年前後周辺の美少女ゲームに関しては、サブカルチャー周辺で多大なる影響を受けているクリエイターなどが存在している等、影響力が高い時代もあった。

 

その中で、エロゲーに「サイバーパンク」と言う概念を持ち込んだ時期があり、

選択肢の無い読み進めるタイプのビジュアルノベル、そして「シナリオ担当 虚淵玄」としての傑作「鬼哭街

そしてもうひとつが「BALDR FORCE」だ。

 

片や武侠、片やロボットアニメと見紛うようなアクションと言う食合せとしてイケるのか?と言うジャンルを融合させる実験をしながらの手腕は見事なものであった。

 

そして時は流れてバルドシリーズは数作品(バルドスカイ2作品、前日譚2作品、ファンディスク1作品)出ており、そして最新作である「BALDR HEART」(バルドハート)が

2016年夏に発売され、冬には「BALDR HEART EXE」がリリースされた。

 

遅まきながらも、バルドハートの本編側を一通りプレイしたのでレビューしようと思い、

久々にBlogを更新してみようと言う事で今回の記事を作成した。

 

Pros 良い所

・TEAM BALDRHEADによる定評のあるACT部分とシナリオ運び

・ACTパートの爽快感が高く、コンボ作成などがとにかく面白い

サイバーパンクなストーリーではあるが、特定ルート後半の爽快感が素晴らしい

・ヒロインそれぞれのキャラクターの特徴付け

・BGM等が良く、聞き飽きる事が無い

・シナリオ構造を利用したシナリオ運びの巧みさながら、凪ルートの終わり方が良い映画的な引きである

 

Cons イマイチなポイント

・セクシャル部分必要かな? と思う程ではある(絵柄や展開に比べると・・・)

・EXEなどでも発生している 特 典 商 法 (通販、店頭版、完全初回限定との複数購入、会場限定品など、無印版はEXEインストールで緩和されるがEXEでも同一商法あり・・・)

・パッチによる一部技のマイナス調整や調整点の未開示

・一部キャラクターの掘り下げ描写がやや不足(凪ルートで顕著かと・・・)

 

人によるかな?

・凪シナリオでの繰り返しになる章ごとのクリフハンガー的展開(連続プレイ時には疲れが・・・)

・一部敵の空中コンボや運送系と呼ばれるロック系強制移動技の多様

・メモリ確保失敗の多発

 

要望

・全年齢版やコンシューマー版向けの展開、もしくはACT部分だけに特化したタイトルがほしい、出来が素晴らしいので全年齢版を作ってSteam等での配信をしてほしい

・特典商法がかなりキツい(認証ゲームに紐付け)ので、発売後数年で緩和してほしい

 

とりあえずはPros Consレビューを先に立てておいて、さくっと本文に入ろう。

 

攻殻機動隊及び周辺作品や映画イノセンスブレードランナー、JM、マトリックス、などなど、どんな作品であっても、「サイバーパンクって異様に難解だよね、イノセンスは脳内Googleありきの会話シーンとか」と言う、とにかく深いとっつきづらさなどが高く、サイバーパンクを主題としつつ、「難解さよりもエンタメ感の高さ」をウリとする「ニンジャが出て殺す!!」忍殺ことニンジャスレイヤー、難解さよりも「誰でも楽しめるサイバーパンク」としてのNHKアニメ「電脳コイル」と言う作品群、「こまけぇこたぁいいんだよ!!」なBRINK、サイバーパンク要素はありつつも「極限まで薄める」ミラーズエッジ(機械化などではないが世界観は親しい)とか、捉えようによっては「ボーダーランズ」も一部要素がある等、ここ20年前後のネットワークの発展で、作品の一部にそれっぽい要素を内包すると言う作品は増加している。

サイバーパンクとは遠からず近からずではあるが、サイバーテロを主題とする」ダイハード4.0(当然というか無論というか、筆者も大好きである、野沢那智Verの吹替はいいぞ)など、色々な作品が出ているが、まず一つとしての入り口としてのバランス力の高さは「バルド」シリーズは年齢制限はあるものの、入り口としては良い位置にあると思う。

 

しかし、だ、今回の「バルドハート」に関しては、「あえて入り口には立つが、難解さは一段だけ、オカルティズムは強く出す」と言うゲームになっている。

 

3人のヒロインルートに関しては「多重記憶」、「クローニング」、「セクサドール」であり、なおかつそれぞれのルートで明かされる真実やギミックがあるのだが、全員に絡んでいる「凪」と言うキャラのルートではかなり異質であり、

バルドフォース」で語られていたちょっとしたオカルティズムに関して、思いっきり踏み込む内容になっているのだ、ネタバレになってしまうので書けない部分は多く、実際に遊んでほしい部分ではあるのだが、この開発チームやシナリオライターが得意とする「ゲームを繰り返しプレイすることでの新しいルート開放を利用しての真実への到達」を活かした作劇手法でのシナリオ、相当に練り上げられている中身である。

 

が、故に、このシナリオのクリフハンガー的な盛り上がりっぱなしからの引っ張り多様がやや疲れる部分はあるものの、プレイ時間が他ルートよりも長い分、

あえてGoodルートでは「ギャルゲーやエロゲーらしいオチ」ではなく、

「さっぱりとした読後感やプレイ感のあるオチ」として〆ると言うのはそうそう出来ないんじゃないか、と思うくらいではある。

 

バルドシリーズでは確かに異質ではある学園モノである分だけに、

異質だからこそこう言ったシナリオ運びができるのか、と言う面白さでの引っ張り方は凄く面白かったので機会があればぜひ遊んでほしいかなと。

 

・・・でも、特典商法だけはマジカンベンな!!

 

ACTに関しては言わずもがな、見下ろしタイプの2Dアクションで、今回追加されたF・E・Iアクションを含めた4ボタンとダッシュボタンを使ってのアクションでコンボを組み立て、群がる敵を撃破するのは変わらないが、今回導入されている「兵装少女」に関しては良いモチベーション施策であると思う、使い続ける事により新しい武器やF・E・Iアクション、ゲージ消費技であるフォースクラッシュ等が解禁され、なおかつそれを集めて新しいコンボを組み立てる、と言うゲームが十分に楽しいのである。

レベル稼ぎ問題などは無印ではあるものの、ファンディスクであるバルドハートEXE側では最初から「LV、ヒートゲージ減MAX」等になっており、後は一部育成のみと言う簡易化をしてあると言う仕様。

 

ADVとしてもACTとしても評価が高いので、「久しぶりにエロゲーをやろうかなー」と言う人にとっては特典商法以外は十分にオススメできるタイトルである

逆に言えば「濃密なエロを!!」と言うモノを求める人にはあんましオススメはできないタイトルではあるのだが、個人的には「買い」タイトルではある出来。

 

でもまぁ、サイバーパンク周辺に関しての知識が少しあったりとかすると、さらに楽しめる作品である事には間違いないので、よく語られる作品を1作見た後でいいから遊ぶとさらに楽しめるはず・・・だと思う。

今年の個人的GOTYでも決めようじゃないか

年の瀬も迫ってきた上にお師匠が走り回る季節ももう残す所あと数日かつ、

クリスマスプレゼントとしてカッチャイナーしたソフトシンセのライセンサーが鯖クラッシュしてて動かないとかな12月の月末、お元気でしょうか。

 

とりあえず今年遊んだタイトルで自分なりのGOTYをやろうかなと

(今年遅かった理由は9月から地味に忙しくてあんまできなかった系、あとオンライン副業で地味に何かやってます)

 

んじゃ今年はサラリとゲームタイトル紹介のみでいきましょーか

(本当はもっとツッコんでリンク貼りたかったけど月末東京とかなので年内に間に合わせたい為)

 

「SUPER HOT」

「自分が動いただけ周囲の時間が動く」FPS

DOSベースのインターフェーズ諸々も含めてかなりキレてる

あと、スタイリッシュをかなぐり捨てた

ジャッキー・チェン映画ばりのモノ投げスタイルが出来るのが楽しい

 

SUPER HOT SUPER HOT SUPER HOT SUPER HOT

 

「Downwell」

落下アクションゲー、落ちる、ただひたすらに落ちるそれだけなのにとんでもなく面白い。PS4でも出てるので買って遊ぶがよい

 

「Mad Games Tycoon」

カイロソフト「ゲーム発展途上国」リスペクトゲーム。

元ネタと違い、物凄い狭いガレージから始まる事もそうだが、

外注仕事やゲームエンジン作成、MMORPGMMORPGアドオン、

F2Pゲーム等、より現代に則したゲームに進化しているのが面白く

また、売上を立てるとジャンルゲームブームを自ら起こす事も可能だったりと

自分で時代を作る事が可能、と言うのも素晴らしい。

 

「FACTRIO」

不時着した惑星でトンテンカンテン素材を作ってラインを作り、

新しく色々なモノを作って行くライン制作ゲーム、目的は惑星脱出だが

「いかにしてムダのないラインを作るか」を突き詰めても面白い。

 

「Stardew Valley」

「リスペクト牧場物語」ただこれ一言でも済んでしまうが

それ以上でもあるナイスゲーム、牧場物語へのアンサーにもなっているので

牧場物語シリーズが気になる人は是非遊んでみては?

 

「SHOP HEROES

Steam無料ゲー、スマホ無料だが500円スターターの課金もアリレベル。

素材を集めて商品を作って仲間に商品の装備とかを売りつけたり仲間から買ったり何だりして

仲間を集めてダンジョン潜らせて素材持ってこさせて装備作って・・・なゲーム

 

時間泥棒なのでマジ注意。

 

「SHADOWVERSE」

Blizのハースストーンっぽいルールのカードゲーム

案の定壊れカードが跋扈してたりしてますが無課金でも割と楽しめるというか

「レジェ配布は流石にやりすぎじゃねえの?」とはちょっと思う、ルシフェルとか

 

「Fishing Planet」

ただただ無心に釣りをしようではないか。

たまの休日に釣りに行きたいけど近くに川がない、釣り場が無い、道具無いんすよ・・・って人は超オススメ。

 

2016 GOTY

Forza Horizon 3」

まぁド安定でしょFH3

とんでもなく広いマップを走り回ったり何だりレースウヒョーしたりするの楽しいけど、

個人的には「ガチャとしてもベストな答え」なHorizon Wheelspin

(ゲーム中クレジットを利用してスロットを回す、2000CR~100000CR、ディーラーカー、レベルアップ時はVIP適応で2倍賞金ゲット、Wheelspin限定のHorizon Edition車アリ)搭載と言うのも結構ステキ感アリ。

 

今年は完璧にFH3にもってかれた感あるのでポケモンもなかなか触れないと言うのがツラぽよ感ちょっとあるので来年はもうちょっとゲーム触る時間とお金稼ぐ時間のバランスを整える年にしたいなぁ感。

 

それではまた来年。

なんかゲーム業界でポリティカルコレクトネスが騒がれてるので、そこらへんで過去に大騒ぎになった話をTwitterで書くよりもまとめておこうかなと

「とりあえず」的に無職脱出しました、1 年 間 休 む く ら い い い じ ゃ ん くらいには精神がクソみたいに荒んでいたり体調崩していたので、とりあえず入院したり何だりで1年肉体、精神をある程度療養させてくれてもいいじゃない?

(いや本当にキレて女性ボッコボコに殴って退職しかねなかったレベルだったからなあの当時)

 

まぁその前置きはさておき、Twitterでクソダサ英字アカウント君がよくやってた

「ポリティカルコレクトネス」とは何ぞや?

ポリティカル・コレクトネス - Wikipedia

と言う事でとりあえずは色々と読んでみて、ゲーム関連でも最近騒がれてるよね

(例えばFEifでの同性愛キャラクター扱い、EAのロマンス対応関連等)

って事で性的騒動ネタからの話でちょっとだけまとめてみた。

 

このBlogを読んでるはてな勢~一見さんの一部は日本国内ならば

「昔はゲーセンのゲームでもフリーダムだったよね、DVD麻雀とか脱衣麻雀とか」

とはあったけど、海外事情はこっちも80年代あたりのマイナー話は追いかけられないものの

ある程度メジャーな話だと海外でそこら話のレジェンドな「BMX XXX」と言うゲームがある

【BMX XXX】禁断の路線転換 [ ボンクラ360魂 ]

海外PS2/海外XBOXタイトルなので、2016年時点での日本での入手は結構メンドい

(まぁ海外で初代XBOX中古を買ってくるか何かすればラクだとは思うけど)

お世話になっている大沢与一さんのBlogのレビューを読んだり、Youtubeで動画は見れるので一見をば

ゲームもデイヴ・ミラのゲームに比べるとやはりお粗末なモノだったので

「トップレスキャラ!ご褒美ストリップ!」あたりは当時でも話題だったように思う

(でもまぁ本当にそこらだけで怪作みたいな扱いだった訳だが)

 

そして与一さんのBlogに書いてある顛末からもあったように

「アクレイムや開発会社にもクリティカルなダメージ」になったと言う

 

その次あたりがGTA:SAのHot Coffee問題

ホットコーヒー問題 - Wikipedia

Wikipediaを見ればわかる話ではあるが、もう超ざっくり書くと

「本来入っていなかった要素の残骸をModderにより復活させたが為に大問題」

と言う話である。

これも大騒ぎになったり、海外のESRBで一番厳しい「18歳未満完全販売禁止」相当になり

360リメイク/iOS版でようやっといつものMature相当になったのである

(日本国内でもこの煽りを食らったりして、「ドイツ版」が日本語化と言う扱いに)

 

まぁここらへん色々皮肉ったGTA4の自由の女神風オブジェクトにコーヒー持たせたりとかは流石R☆、と言うあたりではあるのだが。

あと、ヒラリー・クリントンがこのまま行くと

唯一、ゲームで自由の女神としてパロられた女性大統領になる。

 

そして数年後、ゲームマシンの世代が360/PS3/Wiiに移り変わり、Mass Effect等のBIOWAREソフト等による「ロマンスシナリオ」の導入

(長い長い旅の仲間、戦友として戦えば、そのままそれなりの感情にもなるでしょ?)

などはあったが、ME2からの「同姓キャラ大量追加」によりこれまた大騒ぎになっている

(俺たちはゲイじゃない等のユーザー発言もある)

 

2010年代だと、わりかし有名なのはレイプレイ問題とDOAX3問題じゃなかろうか。

イリュージョンの「レイプレイ」が勝手に英語ローカライズされて、さらに挙句Amazonに登録されて勝手に販売されると言う事件、

当然、先のBMX XXX、GTASAのHotcoffee級に吹き上がってしまった問題になる

(ちなみにイリュ側は一切国外販売はしていないとの証言あり)

ただ、この問題はもうひとつの価値があり、

「日本では売上限界になりつつあるエロゲーも、海外などでの潜在市場はそれなりにある」

と言う事の証左になったのである、事実、この事件以前にニトロプラスによるタイトルの有志翻訳採用でデモンベインが販売されていたり、現在ではゲームの一般英訳版がSteam販売されていたり等、ADV、ノベルゲームの裾野は広がったようには思える。

 

だがしかし、この後のDOAX3海外発売不可問題が物凄く厄介である。

まぁ単純に言ってしまえば、「ESRB、PEGI等では男性を誘惑、挑発させる行為、衣装はアウト」と言う事

 

ただし、この問題は2014年前後から端を発するGamerGate問題にも関わってくるのである。

(実際の所、先のレーティングでもアウトだったみたいなのだが)

GamerGate問題とは何ぞや?と言う問題は、もうざくっと言ってしまうと

「女性開発者が広報に利用したメディアなどの問題がユーザー間、開発者間などで連鎖、複雑化、雪だるま式に膨らんで、ここ数年機運とされているポリティカルコレクトネス運動周辺とまでもが絡みあい、海外単独ではもう解決に向かわない問題」

と化している状況である。

MoBAゲーム「リーグ・オブ・レジェンド」でも一部キャラクターが「ポリコレ的にアウトじゃない?」と言う事でやり玉に挙がったりと言う事などもあり、

もう実にめんどくさい話なのである。

 

 

でもまぁ、ここらへんが「ある意味である程度解決できている」のが皮肉にも

現DEEP SILVER、元THQの「セインツロウ」シリーズで

クリエイトキャラクターの「セックスアピール」部分でイチモツ、パイオツがデカくなる

4では「仲間なら誰でも一発ヤろうぜ」(ロボットでも)と言う、解決と言うかかなり乱暴ではあるがギャグでどうにかしてしまった感はある(喘ぎ声とかは流石に無いが)

 

「性的平等」や「LBGTの配慮」とかとかは確かにあるけれども、

「どこまでも強く言うべきではない」、「配慮、思慮に関してはあればいいが、やりすぎない程度にすべきではある」と言うのが持論ではあります。

 

まぁなんだかんだで「ポリコネってなんかもうめんどいよね」でシメたい。