No Man's Sky ちょっと遊んでレビュー
サバイバルFPS+宇宙開拓シムのマッシュアップ、しかしお互いが上手く作用していない・・・
No Man’s Sky | ソフトウェアカタログ | プレイステーション® オフィシャルサイト
2016/8/13 午前2時ごろにアンロックが解除された「No Man's Sky」
早速Steamレビューでは「これ動かねーんだけど?」とか「面白くない、返金したわー」
と言うレビューがなんかちょーっと溢れ気味である。
主人公は墜落した一人乗りの宇宙船の操縦者で、まず最初の惑星で
えいやこらさと素材を掘って開拓せねばならない、の だ が ・・・
すでにこの時点でえっらく不親切なのである、さっすが海外タイトル
いやでももうちょっと丁寧だぞ最近のタイトルは?
例えば同一サバイバルジャンルである
ARK Survival Evolved ももうちょっと丁寧だったりする
(とりあえず木を殴り倒し>石を採集>火打ち石確保>石を掘る>食料探索の流れは解説がある) し、
Aadarkroom.doublespeakgames.com
A Dark Roomの住民が増えてきてからのサバイバル~開拓だってもっと丁寧だ
シンプルUIかつトライアンドエラーがかなり効く分、「やって覚える」がすごく簡単である。
もっと暴論を言ってしまえば日本でのサバイバルシム先駆けである無人島物語や
アンディー・メンテ作品の方がUIがシンプルな分、まだまだチュートリアルとしては機能している
要するに「チュートリアルがあるはずなのにチュートリアルがまず機能をしていない」と言う構造的欠点がプレイしていて若干目立つかなと言うのがまず残念ポイント
ここらへんの導線がもっとしっかりとしているのであれば、物凄く面白くなるゲームなだけに、と思うでしょ?
しかし、だ、宇宙開拓も先駆者であるXシリーズ(X3がDLC日本語化されてます)や
Elite:Dangerous(日本語化は無いがHorizon DLCでローバーが運転可能になる)
などに比べるとやっぱりうーん・・・と言う
日本語訳もやや機械直訳感が強く、まだこちらのプレイも手探りの中で進めているような状況だが
流石にこの状況でPS4で出したら 大 炎 上 必 須 な の で は ・・・ ?
と思わざるをえないくらいにローカライズがイマイチである
俺がよく話すエピソードで「中華一番」ってマンガの1エピソードで
「究極のあんを究極のおこげの上に載せればウマイだろ」なライバル料理人が
食感や味覚などが無かった為に両方の持ち味を殺して評点を落として敗北するエピソードがあるのだが
このゲームもまさにそれに近い状況で、
「リリース段階でコンテンツとしてのモヤモヤ感が強いのに、ゲーム規模だけが大きく喧伝されての60ドルのフルプライス級」
「宇宙開拓や惑星開拓は現状それなりに面白いものの、あまりにも多すぎる惑星が故にプレイ時間が虚空と化し、解脱してしまうのではないかと言う懸念」
(まぁ言ってしまえばゲームって言うのはそう言うモノではあるのだが)
チューニング不足などもあり、発売日当日のプレイフィールとしては
「雰囲気などは良い、が、惑星、宇宙探索とサバイバルがお互いの要素がお互いを殺しあうゲーム」
と言う勿体なさになっている、チュートリアルがもっともっと丁寧であればねぇ、うーん