Myuma Gaming Blog

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ドラゴンクエスト ユアストーリーの致命的構造欠陥と天気の子の「エロゲー文脈」

やぁやぁ皆様方、調子どうだい? 調子どうだい? 調子どうだい? キマってるかい?

(HELLO, HELLO, HELLO, HOW LOW?かい入りが)

 

それはそうとして、ドラゴンクエスト ユアストーリー

dq-movie.com

を見てきました、なんで君スクエニとかボロッカスにボッコスコやってんのに

この映画見に行くのかって?

見ろとささやくのよ、ゴーストが

って言うネタはともかくとして、「メタネタを扱ってるなら悪い例として一度見ておくべき」と言う事で見ましたよええ。

 

感想としては基本的に「ラストの10分までは増補や補完等を含めて、最初は80点くらい取れてたのに終盤に近づくにつれて加点減点を繰り返して60点、最終的にはマイナス10兆超えの減点になるクソ」と言う最後の10分で最低最悪の映画になっちゃいました、山崎貴の脚本が、結果的に今までの白組の全功績に泥を塗った映画になりました。

あらーやっちゃいましたねたかしさーん

 

なぜコレを言うかって?

shirogumi.comABOUT>HISTORY欄参照の事。

特に重要なのは「トミカヒーロー レスキューフォース」、「魔弾戦記リュウケンドー」等の

テレビ東京ヒーロー特撮」の否定までもやらかしているメタ台詞を劇中でやらかした時点で、「山崎貴は関わらないでくれ」と言われても仕方のない部分の発生があまりにもヒドい。

しかも「テレ東ヒーロー特撮でテレ朝SHT枠などと違い、夕方枠なので休止が一切無い」のに

「きちんと全週キッタリ納品して高クオリティ」の功績を自分で溝に笑いながら投げ捨ててるんですよこの山崎貴さん・・・呆れるわ。

 

「大人になれ」の言葉を全部間違った使い方をして、自己功績、映画視聴者やゲームのプレイヤーまでもを否定する、

そう言うことが「大人になれ」なのか? と言う所になってしまうし、

よりにもよって国民的RPGである「ドラゴンクエスト」でコレをやる事が

あまりにも「無自覚の悪意の塊」である山崎貴らしいしぐさだなー、としか・・・

 

個人的にはこの映画の改善ポイントは「ミルドラースとの対決をきちんと行い、撃破する」上でここから「舞台装置を完全に破壊しない程度のメタをやる」(ミルドラースがHP全快で復活するあたり相当、何度倒しても同じ状況で復活)、その上で「プレイヤーの一人ひとりの想いや思い出の肯定」

に繋げて、他のプレイヤーがDQ5だけではなく、他のDQシリーズのキャラとしてミルドラースに立ち向かい討伐、他キャラクターが別れを告げ、DQ5に道筋を戻してDQ5のEDが終了(ここで第1スタッフロール終了)と同時にVRヘッドセットを脱ぎ、「何だったんだろう、最後って・・・」

 

その後にフローラ似の女性にプレイヤーが婚約指輪のプレゼントをして、結婚を申し込んで第2スタッフロール、その最中にゲームに対してのクラッカー集団の逮捕のニュースがスマートフォンに・・・

くらい、メタ要素をどうやって不快にしないで盛り込もうか? と言う思案すらもなかったのかと、あんまりにも浅すぎるし「プレイヤーをナメまくってないか?」

になっちゃうんすよね、本当に、あまりにも山崎貴がどこで不誠実になったのか、

「二次創作的な改変等をやらかして過去の功績までクソまみれにする」行為を許容できたのか?がすごく疑問に思う映画になりましたね、そら白組トップでDQユアスト掲載しないワケだわ・・・

 

 

で、天気の子をチェイサーとかクソ映画、ダメ映画のリカバリーやアテとして

(いやその表現も失礼だけどこうやって連続して見る方が他映画を楽しめるんよ)

見に行きましたよええ。

tenkinoko.comこっちの理由は

Twitterのカエルさんことアールグレイさんの評論

cr.hatenablog.com

がかなり面白かったので、「んじゃまDQがアカンゲーム映画としてならばこっちは架空エロゲの映画として見ようか」

 

と言うワケで見てきたんですよ。

 

 

ええ、見えました、見えましたよ選択肢、ゲームの時間が止まって、2択とか3択が目の前に出てくるんですね。(急に稲川淳二会談構文)

 

あそこで「この選択をしていたら通常は夏美さんルートだよね」

「陽菜ルート、実は突入条件って本当はわかりやすかったのに何故か条件がメッチャクチャ厳しかったのでは?」

「真ルート見れないバグ」

「ここでセェッ!!をしてたりしていたらTrueじゃなかったよね」

「抵抗する、抵抗しないの選択肢見えたわ」

が物凄い多く出てくる映画でしたねホント、今回のTrueと言うか真EDルートが

島編やら何やら含めて4ヒロイン全員を攻略、ラブホテルで・・・等、

他ルートで全選択肢見た上で、あそこであの選択をするの選択肢を3つやる、そして最終的にゲームが完成する、みたいなエロゲでしたね・・・ちゅー感想でした。

でもまぁ個人的には

幻のminoriサウンドライブで、本来味噌汁'sとして出る予定が

急に全員髭眼鏡を置いてRADWIMPSとしてアコースティックで弾き語りを始めるみたいなのが見えましたね(おいなんでそっちなんだ)

 

でもまぁそれはともかくとして、天気の子の「前作の君の名はもそうだったけど、悲恋を捨て、セカイ系で全力で殴りつける」と言う映画の芯の強さを見せつけてくれました、本当に、本当によかった・・・

DQでも言われていた「大人になれ」を少年にぶつける、としても「少年の想いと恋と青春ってのは、そんな言葉ではファインダーにゃおさめられねぇし、枠から飛び出していくもんだ」と言うのもあります(そして唐突に流れ出すStoriewriterと電気グルーヴ - 虹 瀧さん執行猶予3年中の活躍をお祈りし、また電気の2人での活動及び俳優の活動を応援しております。)

(急にエウレカセブンを放り込んでくるなきみ)

(尾崎さんの息子さんとかアネモネのアレでも良かったけど時代を合わせるとやっぱエウレカだよね)

(最近こう言うカギカッコネタ多くねえかTweetでもさ)

それくらいエモさもあったし、ボーイ・ミーツ・ガールって言うのは普遍でもあり、王道でもあり、そして殴り抜ける力を持っているし、きちんと爽快感もあると。

 

あ、凪くんかわいかったです、イケメン男子だけどゼッタイショタ系でめっちゃくちゃ本出てそうだよね凪くんウスイホン、七松さんあたりゼッタイ出しそう。

 

それにくらべて山崎貴さん、あんさんの出したドラクエはカスや・・・(最後のシメが美味しんぼかよ)